2017-01-01から1年間の記事一覧

全てには優しくなれない開放的電脳社会

最近、ふたつのtogetter↓をみた。--- 「優しさ」にはコストが伴うhttps://togetter.com/li/772001 「誰だって下心ない相手には親切しないでしょ?」と話を振られてキョトンとした話「自分が損するだけなのに?」「……なんの損得?」https://togetter.com/li/1…

多動力と家族をもつことの両立

ホリエモンの多動力を読んだ。 最後にこう書いてあった。 楽しむことだけがすべてなのだ。好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残っているのだ。 その通りだと思う。しょうもないことをやらずに、自分が楽しいと思えることをやり続けることが、…

短期的には資本家に搾取されるが長期的には資本家はいなくなる

よく、すべての作業がAIにとって変わられると、資本家だけになり、労働者は失業すると言われている。だが、現代版マルサスの罠によって、それはほぼ無料の世界になると思う。 ピケティはそうではなく、資本家へ富が集中して、労働者と資本家の格差が広がると…

現代版マルサスの罠

マルサスの罠は食料の生産能力があがると(誰もが食べ物にありつけるようになると)、一時的には生活が豊かになるが、その分子供が作られてしまい人口が増えてしまうため、結局ひとりあたりの食料は同じぐらいになってしまうということ。 マルサスの罠の現代…

リア充という特権階級 第五話(食べることと料理すること)

AI、ビッグデータが普及したときの、食生活について考えてみました。 ---- アキラは料理を作ることが好きだ。 今日は、ロシア料理のボルシチとビーフストロガノフを作ろうと思って、オンデマンドフーズというサイトで食材をオーダーした。スパイスを含め、ち…

リア充という特権階級 第四話(秘書アバターのいる仕事風景)

秘書アバターという自分専用のチャットボットが、他の人の秘書アバターと連携したら、人間が調整をやらなくてもいい世界になるかもしれないという話です ---- 一緒に製品の企画をしているコウスケのアンドロイドから早い時間に打ち合わせをしたいと打診をう…

リア充という特権階級 リア充という特権階級 第三話(秘書アバターのある日常生活)

自分用の音声チャットボット(秘書アバター)と、音声で秘書アバターと会話するためのカムが実現したときのお話です。 ---- アキラは電車の中で無性にドトールのコーヒーが飲みたくなった。カムのスイッチを入れて、ドトールでコーヒーとつぶやく。電車の中…

リア充という特権階級 第二話(ファッションブランドの場合)  

ビッグデータが当たり前になったときの、アパレル業界について想像してみました。 ---- ミナミは広告代理店で働くキャリアウーマンだ。毎日、タクシー帰りで、土日も家で仕事をする日々だが、世の中にたくさんのCMを送り出してきた。 特にファッションブラン…

リア充という特権階級 第一話(スポーツの場合)

ビッグデータやAI、ディープラーニングが現実に使われるようになったときに起こる世の中の変化を、小説形式で書いていこうと思っています。 ---- ノビタはサッカー監督をやめた後、自身のノウハウを使い、選手のデータを戦術を入力することで、どちらのチー…