2015-01-01から1年間の記事一覧

3. お金が力の象徴ではなくなってきている

今までは、それぞれの人がいろんな職業について、 ちょっとずつ社会に貢献することで、社会がまわっていた。 そこで、お金は、君はちゃんと社会に貢献していると示す証拠だった。 社会にどれだけ貢献しているかを示すバロメータがお金だった。 一方、今は、I…

2. 大企業のコスト高が無視できなくなってきている

今まで日本の社会を支えてきた大企業。 大企業がイノベーションを起こし、 イノベーションを起こした企業が大企業になり、 大企業が社会を変え、日本をよい国にしてきた。 だが、それが変わってきていると思う。 それは、大企業であるメリットがなくなったた…

2-5. マンションより一軒家の方が安い

最近、マンションと一軒家の価格がほとんど変わらなくなっている。 それは、マンション一部屋をを作るためのコストが、 一軒家を作るよりも上がってるからなんだと思う。 昔は、とりあえず住めればよかったから、 団地みたいな箱を用意すればよくて、 土地の…

2-4. ものづくりではなくなった

もの、物体を作る場合、安くたくさんの原料を仕入れて、 たくさん物を売るというビジネスモデルは正しかった。 でも、今、何かをたくさん製造して売るモデルは、ほとんどうまくいかない。 それは、技術からコンテンツの社会になっているから。 コンテンツを…

2-3. 大企業に対する世間の目

大企業への世間の風当たりが強い。 インターネットができて、個人が調べることができる情報が増えたことも理由にあるのかもしれないが、今まで隠せていたことが隠せなくなっている。 また、大企業は、人が多い。 そのため、どの人間も同じ確率で不正をすると…

2-2. 大企業のピラミッドの話

ピラミッド型の組織を大企業は持っている。 ピラミッド型の組織は、常に大きくなっていかなくてはいけないという宿命がある。 なぜなら、ピラミッドの下の人たちが昇進する場所がなくなってしまうから。 昔の日本では、そうなっていた。 だから、ピラミッド…

2-1. 大企業の固定費の話

どんな会社でも実施しなくてはいけない仕事がある。 それは、人事だったり法務だったり財務だったり。 その分の仕事量は、小さい会社であっても大きな会社であっても、 一定量発生するため、大きな会社であることで、社員ひとりあたりの 人事、法務、財務の…

1. 技術からコンテンツの社会へ

技術的にすごいもの、機能的にすごいものは、 もうすでに必要なレベルに達している。 もっといい○○が欲しい。の、○○に当てはまるものが、 思いつかない。 それは、家電でも服でも、音楽も、そう。 だから、ものはどんどん安くなる。 エアコンも5万円だし、テ…

1-1. いい車とかいい家電とか

これ以上、いい洗濯機も、いい車もいらない。 いい服もいらないし、いい家だっていらない。 世の中にあるもので安いもので、必要な機能は兼ね備えている。 服もデザインさえ考えなければ、ユニクロでいいし、 エアコンも変な空気清浄とかの機能のついていな…

1-2. よりレベルの高い音楽は不要

今までは、CDの世の中だった。 よりうまい演奏を、 よりいい曲、いい編曲で、 いいミキシングで作ることが、 ミュージシャンとしての務めだった。 技術力を磨くことが、ミュージシャンの務めだった。 でも、CDではなくなった。 何になったかはまだわからない…

思考の出発点

日本の社会は変わってきていると思う。 このブログに、考えていることを吐き出していきたい。 考えていくことで変わっていくかもしれないが、 今は3つの変化があるように思っている。 1. 技術からコンテンツの社会へ 今までは、技術が社会をけん引していた。…