2-3. 大企業に対する世間の目

 大企業への世間の風当たりが強い。

インターネットができて、個人が調べることができる情報が増えたことも理由にあるのかもしれないが、今まで隠せていたことが隠せなくなっている。

 

また、大企業は、人が多い。

そのため、どの人間も同じ確率で不正をすると仮定すると、

大企業は不正をする確率が高い。

 

大企業は目立つ。

しかも、多くの人が知っている。

だから、何かが起こった時に、すぐに知れ渡るし、

何かの不正があることが発見されやすい。

 

そのための制御用のコストが、大企業に大きくのしかかっている。

社内ルールの整備と、それを維持するコストが大きく、

そのルールにがんじがらめにされてしまい、自由に活動することを防いでいる。